習い事の多様化で見えてくる幼児の英語レッスン「落とし穴」

こんにちは!
えいごのひみつきちの小坂ふみです。
英語の習い事も多様化している昨今。
英語×ダンス、英語×スポーツ、英語×ゲーム、などの組み合わせ型レッスンやオンラインレッスンなど、選択肢はどんどん増えています。
保護者さまのニーズに合わせて幅が広がる一方で、「どれが本当に子どもに合っているの?」「効果はどう違うの?」と迷われる方も多いのではないでしょうか。
こちらのブログでは、幼児期の英語学習環境について、組み合わせ型レッスンやオンラインレッスンのメリット・デメリットをお伝えいたします。

「英語×◯◯」の組み合わせ、実際どうなの?
英語を“楽しい活動”と組み合わせることで、お子さんが自然に英語に親しめるよう工夫されたレッスンを展開されている教室が増えています。“組み合わせ型レッスン”は、好きな活動をしながら英語にふれられるため、一度に二つの経験ができ、一石二鳥に感じられますよね。
しかし、どうしても“メインの活動”が中心になり、子どもが英語を聞いたり話したりする時間が少なくなりやすいという欠点も。たとえばダンスがメイン活動なら身体を動かす時間が多くなり、英語は先生の声かけが中心。スポーツ系では英語の指示はあっても、子ども自身が会話する時間は限られます。
もちろん、組み合わせ型レッスンが悪いわけではありません。むしろ 英語の基礎がある程度身についてから 活用すると、自然なアウトプットの機会として非常に価値があります。やり方次第で英語を「使う場」として楽しく発展できお子さまのモチベーションを上げるのにも有効です。
大切なのは、どちらが良い・悪いではなく、「お子さまの目的」に合わせて最適な環境を選ぶこと。保護者さまがその違いを理解して選べると、お子さまの英語学習はより良い形で進んでいきます。
えいごのひみつきちでは最初は基礎会話力を高めるレッスンを行い、ある程度力がついてきたら「英語×サイエンス」で子どもたちの知的好奇心を刺激して学習意欲を高め、さらに英語力を伸ばしていきます!

幼児のオンライン英会話の限界
オンライン英会話は通学の手間がなく、パソコンをひらけば自宅で簡単に、コースによっては毎日レッスンを受けれるなど、手軽に始められるのは保護者さまにとって魅力的なポイントかと思います。
保護者さまにメリットがある反面、子ども向けのオンライン英会話はどうしても限界があります。
まず、幼児期、特に3歳前後の子どもは画面の前でじっと座り続けることが難しい時期です。集中が途切れやすく、英語を聞く姿勢を保つことが、そもそもハードルになってしまいます。
また、オンラインでは「五感を使った学び」が限られます。幼児期は、見て・聞いて・触って・動いて、五感を使いながら学習することで、言葉の理解が深まり、アウトプットにもつながります。画面越しのやりとりだけだと、どうしても体験が薄くなり、英語の定着につながりにくいです。

さらに、マンツーマンのオンラインレッスンでは会話相手が「画面の中の大人だけ」になります。リアルな距離感や空気感が伝わりにくく、幼児にとってはコミュニケーションの実感が持ちにくいという側面もあります。同年代の子と一緒に学ぶ環境がないため、「みんなが話しているから私も話してみよう!」という自然なモチベーションが生まれにくいのも難点です。
オンライン英会話が全くダメというわけではありません。工夫してレッスンされていらっしゃる先生や、集中して習得できるお子さまもいらっしゃると思います。
個人的にはオンラインレッスンは小学校中学年・高学年ごろからの導入がおすすめです。
しかし、幼児期に必要なのは「体を使ったリアルな体験」と「同年代とのやりとり」がある英語環境です。
オンラインは便利ですが、幼児が本当に英語を身につけるには、目の前の人とふれ合いながら学べる場のほうが効果的と言えます。
えいごのひみつきちはリアルな体験を大切にしています!日本人の子ども同士だけど英語で話す環境があるので、子どもたちも楽しく大笑いしながら成長していけます!
幼児期こそ「リアルなコミュニケーション」を!
幼児期の英語学習には、お子さまの性格や成長段階に合った環境を選ぶことがとても大切です。組み合わせ型英語レッスンでも、オンラインでも、通室型の英語教室でも、それぞれに良さがあります。
しかし、何が向いているかはお子さまによって様々です。
「楽しく参加できるか」「無理なく続けられそうか」「どれくらい成長できそうか」などを基準に、ぜひぴったりの学び方を探してあげてくださいね。
英語教育に対する考え方・お教室選びの参考になれば幸いです!
江戸川区近隣の方で、共感いただけた方はぜひ一度体験レッスンにお越しください!






